歌っていて、
「今日はなんだか声の調子が悪いな〜」
っていう時があったりしますよね。
それには色々な原因が考えられます。
単純に体が疲れていたり、
風邪などで体調を崩していたり、
アレルギー症状が出ている時などは、
当然ながらノドの調子も良くないでしょう。
寝不足でも疲れが取れていなかったり、
脳がうまく働かず歌いにくいということもあります。
また、空腹や、糖分が足りない時も脳がうまく働かなかったりします。
それ以外に考えられる可能性を色々と挙げてみますね。
(詳細や解決方法は過去記事へのリンクをご参照ください。)
・起きてからあまり時間が経ってない →「喉は寝起きが悪い」
・血流が悪い →「血流を良くする」
・体が温まっていない →「体温を上げる」
・喉が乾燥している →「湿度をキープする」、「声を使う人は水を飲もう」
・喉に良くないものを食べたor飲んだ →「歌う時に良くない食べ物」、「歌う時に良い飲み物、良くない飲み物」
・気分が滅入ってる、心配事がある等、精神的なバランスが崩れている →「リラックスする」
・お酒の影響 →「お酒と声」
・タバコの影響 →「タバコの影響」
これらは、「これがあると絶対調子悪くなるよ」というものではなく、
あくまでも原因になり得る要因として考えられるものです。
寝不足だったとしても意外と調子良く歌えちゃったなんてこともありますし、
普段からタバコを吸っていても全く影響が無いという人もいます。
個人差がありますので、自分は何が影響しやすいのかを知っておくことも大切です。
上記以外に決定的な原因として、
【声帯が疲労をおこしていたり傷んでいるなど、声帯自体に異常がある】
ということも考えられます。
これは、当然ながら誰にとっても歌いにくくなります。
自分の声帯が正常な状態かどうかを、簡易的にチェックする方法があります。
それは、
「裏声を出してみる」
ことです。
少し高めの裏声を出して見た時に、普段より出しにくかったり、かすれるような感じがあると、
声帯自体に異常がある可能性が考えられます。
(普段、調子の良い時の裏声の出方を自分でしっかり把握しておきましょう。)
もしその可能性があって心配な場合は、まずは無理に声を出さないようにして、ぜひ早めに耳鼻咽喉科に行ってください。
声帯をより正確に診てもらう場合は、「喉頭内視鏡」の設備があるお医者さんに行くことをお勧めします。
「音声外来」をで専門的にやっている耳鼻咽喉科もありますので、そういったところでしっかりと診ていただくのもいいでしょう。
いざという時のために、「困ったときはここに行こう」というところや、行きつけのお医者さんなどを決めておくといいですね!