ノドは湿度をキープすることによって良い状態を保てますし、声も出しやすくなります。
ではそのためにどうすればいいのか、具体的に挙げてみたいと思います。
マスクをする
マスクはウィルスや花粉などから守ってくれるだけでなく、呼吸をする時に乾燥を防いでくれます。
外出する時や夜寝る時などは、マスクをすると良いでしょう。
乾燥している場所や空気の良くない場所にいる時も、出来るだけマスクをしてノドを守ってください。
鼻呼吸をする
口呼吸をするとどうしてもノドは乾燥しやすくなりますので、鼻呼吸の方がノドの湿度が保てます。
鼻が詰まりやすい方は、こまめに耳鼻科に行くなどしてなるべく鼻が通るように心がけてください。
寝ている間に口呼吸になりやすい方も注意してくださいね。
加湿器をつける
特に冬場などで部屋が乾燥する時は、加湿器で部屋の湿度が60%前後になるように調節してください。
(目安が分かるように湿度計もぜひ用意してください。)
洗濯物の部屋干しなどもアリです。
一流アーティストの中には、スタジオやライブ会場にも加湿器を常に持ち込む人もいるようです。
吸入器を使う
水蒸気や霧などを発生させてノドを潤すためのものです。
直接ノドを潤すことが出来るのでとても有効的です。
飴をなめる
ノドの調子が悪くなると飴をなめることがあると思いますが、これは実は主に湿度を保つのに有効なんです。
飴を口に含んでいると口の中の湿気が保たれます。
さらにのど飴にはノドに良いとされている成分が含まれているので、どうせノドのためになめるならそっちの方がいいですね。
(湿度を保つという意味ではどちらも同じですが。)
ちなみに、飴をなめても直接声帯を通るわけではないので(なめたものは食道へ行くので)、
のど飴の成分が声帯に直接浸透するというわけではありません。
水を飲む
体内の水分が少ないとノドも乾燥しがちになりますので、水分を多くとって下さい。
よく、健康のためには一日2リットルの水を飲むと良いと言われていますが、歌い手の場合はもっと多くてもいいそうです。
これを心がければ湿度管理はバッチリなはず!