夏の時期、寝苦しくなるのでついつい冷房をつけっぱなしにして寝てしまったりしますよね。
でもこれ、喉にとってはかなり危ないのです・・!
起きたら喉が痛くなっていた…なんてこともあります。
先日も、レッスンに来た生徒さんがガッサガサの声をしてたので、
「どうしたの?!」
と聞いたところ、
「たぶん、寝てる間ずっと冷房つけっぱなしだったからだと思います。体は元気なんですけど・・」
とのことでした。
そうなんです。
冷房は体を壊すリスクももちろんありますが、体が元気でも喉だけおかしくなっちゃうことがあるんです。
乾燥が主な原因です。
やっぱり喉に乾燥は大敵ですからね・・。
そこで対策をいくつか挙げてみます。
風が直接体にあたらないようにする
吹き出し口の風向きを調整して、自分の体に直接冷風があたらないようにしてください。
最近は、エアコンの吹き出しに取り付けて直撃を防ぐための羽も販売されているので(安いものなら1500円前後で売っているようです)、
場合によってはそういったものを利用するのもいいかもしれません。
タイマーをうまく使う
寝る時は1時間後に切れる状態にして、起きる予定時間の1〜2時間前くらいに付くようにセットするといいそうです。
寝てる時は設定温度は高めに
寝る直前まで部屋を冷やしておいて、寝る時は28度くらいの設定温度にしておくといいでしょう。
マスクを付けて寝る
喉を守るためにはマスクをつけたまま寝るというのは最善の方法です。
暑いし寝返りなどで取れてしまったりすることもあるのでなかなか難しいですが、出来る方はやってみてください。
鼻がつまりやすい人は、鼻通りを良くしておく
鼻がつまっていると寝ている時にどうしても「口呼吸」になります。
そうなると常に口を開けた状態で寝ることになるので喉が乾燥しやすくなります。
鼻孔を広げるテープを使ってみたり、お医者さん(耳鼻科)に行って治療してみたり、
出来るだけ鼻の通りを良くしておくようにしてください。
寝る前に水分補給を
寝る直前に少しだけ水を飲んでおくといいです。
口の中も湿りますし、体内の水分も多い方が乾燥は防げます。
お茶類は利尿作用があったり、逆に乾燥しやすくなる場合もあるので気を付けてください。
当然、お酒もダメですよ。
エアコンの掃除
エアコン内部にホコリやカビや雑菌があると、それが風と一緒に吹き出してきます。
それによって喉がやられてしまう可能性もあるので、フィルターの掃除をこまめにしたり、
出来れば業者さんに頼むなどしてエアコン内部の洗浄もしておくといいでしょう。
以上が寝苦しい夜に喉を守る対策です。
夏は冷房による冷えと睡眠不足が体調不良の原因になりやすいので、うまくバランスをとってしっかり管理して下さいね!