歌を勉強していて、こんな言葉を聞いたことありませんか?

 

例えば、

 

・声を遠くに飛ばせ

・口は大きく開けろ

・肛門を締めろ

・口角を上げろ

・鼻に響かせろ

・フレーズごとに息を吐き切れ

・ビブラートは喉でかけてはダメ

・喉仏を上げちゃダメ

・アゴを上げちゃダメ

・叫んで歌っちゃダメ

・しゃべる声と歌声が同じではダメ

 

などなど。

 

 

いわゆる、歌を歌うにあたって、

 

「こうしろ」

 

とか

 

「こうしちゃダメ」

 

というものです。

 

歌というものを一般的に捉えた場合、上記のようなことが通説のように言われています。

 

情報に踊らされないように

今は情報社会ですから、歌を勉強していても実に色々な情報が入ってきます。

そのおかげで良くも悪くもとにかく情報ばかりが入って、「頭でっかち」状態になっている人をよく見かけます。

 

そして、そういう人ほどよく混乱しています。

 

 

レッスンをしていて生徒さんにも、

 

「歌う時はこうしなきゃ(こうしちゃ)いけないんですよね?」

 

などと聞かれることがあります。

 

 

本で読んだり、ネットで調べるとそういうことが書いてあるようです。

もしくは、以前習っていたボイストレーナーさんに言われたりとか。

 

 

そこで僕が、

 

「なんで?なんのために?そうするとどうなるの?」

 

って聞き返すと、大体の人は答えられません。

 

 

もっと言っちゃえば、

 

「それ必要?」

 

って聞くと、「ん〜・・別に・・」となったりします。

 

 

それが混乱の原因です。

理由も分からずただうわべの情報だけで「こうすべき」、「こうしちゃダメ」と思っているわけです。

 

情報が多すぎて混乱しちゃう時は

じゃあ混乱しないためにどうすればいいか。

 

そういう情報が、

 

・なぜそう言われてるのか。

・なんのためにそうすべきのか。(なぜそれをしてはダメなのか。)

・そうするとどうなるのか。

 

 

ついでに、

 

・自分がそれをするとどうなるか。自分に必要なことなのか。

 

を知ればいいわけです。

 

 

人はそれぞれ体の仕組みが違います。

一人として同じ人はいません。

 

同じようにやったつもりでも、そうなる人とそうならない人がいます。

 

 

それに、歌は自由表現です。

正解不正解は基本的にありません。

 

しいて正解を言うなら、歌う上で喉を壊してしまっては元も子もないので、

 

「喉を壊さないようにすること」

 

が一つ言えますかね。

 

 

 

あと、歌の良い悪いの感じ方は人それぞれとは言え、

 

「より多くの人が上手いと感じる歌い方」

 

というもの一般の感覚としてあると思います。

歌を上手く聴かせたいのであれば、その歌い方に近付けるのが一つの正解とも言えます。

 

自分に合ったやり方を見つけるために

要するに究極のところは、

 

「喉さえ壊さなければ何したっていい」

 

と僕は思ってます。

 

 

あとは自分がどうしたいか。

 

だから、

 

「自分で自分の正解を決めること」

 

が一番大切です。

 

 

まずは自分で、自分が目指すべき「正解」を定めてください。

そうすれば、おのずと自分に必要な「こうすべき」と「こうしちゃダメ」が出来てくるので、それに従えばいいわけです。

 

 

なにも、一般で言われている通説を全て自分にあてはめる必要はないです。

やってみてどうしても自分には合わないと思ったら気にしなくていいわけです。

 

「こう言われてるけど自分はこうした方がやりやすい(こっちの方が好き)」だったらそれが正解で大丈夫です。

 

じゃあボイストレーナーに習う理由は?

ちなみに僕のやり方は、

 

レッスンでまずその生徒さんが何を正解とするのかをしっかり聞いたり一緒に考えたりして、

その正解に対して現状がどうなのか、何をした方がいいのか、何をしない方がいいのか、

 

それを考えて提案していってます。

やってみて検証してみないと分からないこともありますしね。

 

だからよく、僕のレッスンは「医者が症状を聞いて処方してるようだ」と言われます(笑)。

 

 

トレーナーさんによっては、ご自身の正解をハッキリ持っていてそれを生徒さんに伝えて引っ張って行くようなやり方をしている方もいらっしゃると思います。

スタイルはそれぞれですね。

 

 

いずれにせよ、人から言われたこと、本やネットの記事で読んだこと、

そういうのをただ鵜呑みにするのではなく、ちゃんと考えて自分の体で体感して検証する。

 

それが、

 

「自分に合ったやり方を見つける」

 

っていうことになりますね!

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