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高音発声時の重心


チェストボイスで高音を張り上げるにしても(こういうのを「ベルト」もしくは「べルティング」と言います)、ミックスボイスで出すにしても、高音を出す時に意識したい姿勢があります。

それは、


「重心を下げること」


です。

上半身が力んでしまっては高音は出しにくくなるし、出ても長く続きにくいです。

上半身はあくまでもリラックスした状態で、丹田(下腹部)に支えをしっかり作って、下半身はドッシリと構えます。


そしてさらに、ちょっと少し後ろに引くような感じにすると良いでしょう。

高音というとどうしても前に前に、上に上に押し上げようとしてしまいがちですが、逆です。

このせいでアゴが突き出てしまったり、上向きになってしまうのもよくありません。


重心の意識は、


「後ろに、下に」


です。


この姿勢を象徴するかのように歌うのが、セリーヌ・ディオンさんです。

YouTubeなどで、彼女のライブ映像を見てみてください。

特に高音をロングトーンで出す時など、かなり重心が下にある感じが見て分かると思います。

世界の歌姫もやってるんですからねぇ〜!


2010/8/10

ワイドボイス
ボイストレーナー 吉田研吾


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