ボイストレーニングは色々なやり方があります。

本によって書いてある内容が様々だったり、トレーナーによって手法が様々だったり。

 

 

僕が思うに、「習得する」、「上達する」ということにフォーカスすると・・・

 


1.見つける

2.慣れる

3.応用する

 

この3つの手順が、効率よく確実にやっていくための要になってくると思います。

(ちょっとロジカルシンキング的な感じですが・・w)

 

 

その中で最初の段階である「見つける」について詳しく書きたいと思います。

 

 

何を見つけるかというと・・

 

問題点は何か

そもそも自分の声や歌において、

 

自分がどうしたいのか、

自分に何が足りないのか、

どこを改善するべきか

 

・・・などなど、「問題提起」をします。

 

これがないとゴール(目的)が見えないため、トレーニングのしようがありませんよね。

(というより、そもそも何も問題がないと思っている方はボイトレをしようという気になりませんよねw)

例えば「ここの音より上になると力んでしまうから楽に出せるようにしたい」といった感じで考えてみましょう。

 

その原因は何か

問題が見つかったら、その原因が何なのかを知る必要があります。

上の例えで出した問題の場合、なぜ力んでしまうのか。

 

呼吸が浅いから、

息が強いから、

声帯を強く閉じすぎているから、

声帯がちゃんと閉じていないから、

腹筋・背筋の使い方が出来ていないから、

肩に力が入っているから、

舌根が上がっているから、

喉が開いていないから、

滑舌や発音(言葉の言い方)の問題

 

…などなど、これも人によって様々です。

原因が分かれば解決の方法を見出せます。

 

どうすればいいのか

原因が分かったら、ではどうすれば解決できるのか。

例えば肩に力が入ってしまうのが原因だった場合、

 

呼吸から意識してみたり、

ストレッチをしてみたり、

姿勢を見直してみたり、

声を出している時の意識の仕方を変えてみたり、

別に使う筋肉を意識してみたり…、

 

色々と対策が考えられます。

 

一つの原因にもやり方は色々とあると思うので、

どれが自分にとってしっくりくるか、

どれならその問題を解決できそうかを検証していきます。

 

どの状態が正解か

解決法が分かったら、どの状態が正解なのかを見つけてその感覚を覚えます。

例えば解決法が「呼吸の意識」だったとした場合、

その呼吸をすることで肩に力が入らなくなって高い声が出しやすくなるという感覚を見つけ出します。

 

呼吸にフォーカスして色んな意識をしながら何度も挑戦してみて、

「この感じだと楽だ!」

というのが見つかれば、問題に対しての正解が見つかったことになりますね。

 

 

 

以上のように、ただ「高い声を楽に出したい」といっても本当に色々な問題、原因、解決法があるんですね。

 

そしてそれは人によって全然違うんです。

(共通して「こういうタイプが多い」というのはもちろんありますが。)

 

なので、ただやみくもに何かを繰り返すのではなく、

まずは目指すところを見つけることがトレーニングにおいて重要です。

 

 

特にボイストレーナーは、この「見つける」を導くのが重要な仕事だと僕は思っています。

学んでいても一人ではどうしても限界がありますからね。。

 

 

ただ、問題提起は自分自身がきちんと気付かないといけません。

 

トレーナーにおんぶにだっこの姿勢ではダメです。

自分がちゃんと考えて、行動しましょう。

 

そして、どうしたいのかをハッキリさせましょう。

それが一番の「伸びるコツ」です。

 

 

 

トレーナーはそれをプロの視点や技術を使って、

その人特有の原因やその人に合った解決法を導いて、

正解を指し示すことが重要な役割だと思います。

 

 

それが出来たら、次は「慣れる」です。

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