歌を上達させるためには、厳しい練習を重ねるしかないと思ってませんか?
まぁ、それでもいいんですよ。
もちろん、それでも上達すると思いますし。
でも、せっかくなら楽しく上達したくないですか?
そういうやり方もあるんです。
それは、
「ちゃんと先に楽しむこと」
です。
何かの曲を歌っている時に、その曲の
・歌ってて楽しいポイント
・歌ってて気持ちいいポイント
をしっかり感じてみてください。
例えば、
・歌詞に共感できるから、それを表現するのが楽しい
・メロディがきれいで好きだから、それを感じながら歌うのが気持ちいい
・リズムがかっこいいから、ビートを感じながら歌うのが楽しい
・サビでがっつり声を張る感じが気持ちいい
・ロングトーンを伸ばした時に気持ちいい
などなど、
自分の中でその曲を歌ってて楽しい、気持ちいいところをちゃんとかみしめて歌ってみてほしいんです。
もっと根本的なところで、
どの曲でも、とにかく「歌う」時に
自分は「歌うこと」のこういうところが楽しい(気持ちいい)から歌が好き!
と思うところをしっかり感じながら歌ってください。
そもそも歌が好きなのって、言ってしまえば
「歌が楽しい」「歌うのが気持ちいい」からですよね。
で、歌がうまくなりたいのは、
「より楽しくなりたいから」「より気持ちよくなりたいから」ですよね。
だったら、何よりもまず先に、現状の状態でまず楽しい、気持ちいいを感じましょうよ。
いわゆる、歌ってるとどうしても
高い声が出しにくい
音程が外れやすい
リズムがずれやすい
抑揚がつけられない
などが気になって楽しく歌えないということもあると思います。
でも、そういうのを気を付けたり、改善対策を考えたりするのは、
あくまでもまず先に楽しく気持ちよく歌うことがちゃんとできてからで大丈夫です。
「気を付けなきゃいけないことや、できないことがあるから楽しく歌えない」んじゃないんです。
「気を付けなきゃ」と思いすぎてそこにフォーカスするから楽しく歌えないんです。
だから先に「楽しい」「気持ちいい」にフォーカスすれば楽しく歌えるんです。
「楽しく歌う」という基盤があれば、楽しく上達できるんです。
どうしても気になることがある場合は、それを少しでも減らすために
・歌いやすいキーの曲を選ぶか、歌いやすいキーに変えましょう。
・音程やリズムが合わせやすい曲を選びましょう。
・歌詞に共感できたり、感情が込めやすい曲を選びましょう。
現状の自分に合うものを選ぶ
現状の自分で楽しめるものを選ぶ
というのも練習していく上でとても重要なんです。
まずは無理なく楽しく歌うことが大前提、
そうするとそこから
「もっとこう出来たらより楽しいだろうな」
っていうところが自然に出てくると思うので、
そしたら徐々にそれを今後伸ばしていくポイントにするといいと思います。