自分の音楽の幅を広げるためには、
色んな音楽をたくさん聴くことが大切になってきます。
そうすることで音楽や歌の勉強になることも多いし、
感性も磨かれていくので、
技術とセンスの向上に役立つからです。
じゃあ、どんな風にすれば
無理なく、
苦じゃなく、
楽しく、
色んな音楽を聴けるか。
その探し方や見つけ方を
5つのポイントに分けて紹介していきたいと思います。
1.好きなアーティストに近いアーティストを聴いてみる
例えば、
好きなアーティストが椎名林檎さんであれば、
「女性シンガーソングライター 日本人」などで検索して調べて、
出てきたアーティストを聴いてみる。
EXILEのATSUSHIさんであれば、
「男性R&Bシンガー 日本人」
宇多田ヒカルさんであれば、
「宇多田ヒカル 似ているアーティスト」
といった具合で、
現在好きなアーティストのジャンルやカテゴリー的にテイストの近い
他のアーティストを探してみるんです。
検索して出てきたアーティストを片っ端から聴いてみてもいいですし、
気になるアーティストをピックアップして聴いてみるのもいいと思います。
好きなアーティストと仲の良いアーティストだったり、
コラボしているアーティストの曲を聴いてみるのも面白いと思います。
2.好きなアーティストが影響を受けた音楽を聴いてみる
自分の好きなアーティストが、どんな音楽に影響を受けたのかを調べると
そのアーティストのルーツを知ることになるので、面白い発見があると思います。
「アーティスト名 影響を受けた」などで検索すると出てきます。
日本のアーティストの方の中には、洋楽から影響を受けたという方もとても多いです。
ですので、もし洋楽がちょっと苦手という場合でも、
好きなアーティストが影響を受けた音楽を知るということで、
あえてチャレンジして聴いてみると共通点が見つかったりします。
影響を受けたアーティストのそのまたルーツなど、
ルーツをドンドンたどっていくのも面白いですよ。
3.年間ヒットチャート上位のアーティストを聴いてみる
売れたアーティスト、売れた音楽っていうのはどういうものなのか、
それを知るために、ヒットチャート上位の音楽を聴いてみるのも勉強になります。
「年別 ヒット曲」などで検索すると出てきます。
洋楽の場合は、検索ワードにさらに「洋楽」もしくは「ビルボード」などを足して検索してみるといいでしょう。
僕は個人的に洋楽が好きなので、ビルボードの年間ヒットチャートを1950年代くらいから
1年ごとにランキング上位の曲をチェックして行って、片っ端からたくさん聴きました。
4.「歌がうまい」と言われているアーティストを聴いてみる
歌をやっている方、学んでいる方なら、
一般的にいわゆる
「歌がうまい」「歌唱力がある」
と言われているアーティストをたくさん聴いてみると勉強になります。
それぞれどんな歌い方をしているのか、共通点はなんなのか、歌がうまいと感じさせる要素はなんなのか等、
それが分かってくると歌のセンスが磨かれていきます。
自分が聴いてうまいと思うかどうかはいったん置いておいて、
あくまでも「一般的によくうまいと言われているアーティスト」を
調べて聴いてみてください。
また、例えば知り合いに歌の上手な方がいらっしゃれば、その方に
普段どんな音楽を聴いているのか、
どんなアーティストに影響を受けたのか、
どんなアーティストをうまいと思うか、
などと聞いてみるのも参考になると思います。
5.CDショップのレコメンド(おすすめ)を参考にしてみる
CDショップに行っておすすめのCDをチェックしてみたり、
新譜などの試聴できるものを色々試聴してみると、
新たに好きな感じの音楽が見つかったりします。
CDショップで配布されているフリーペーパーをチェックして、
今注目のアーティストやおすすめされているアーティストを色々と聴いてみるのもいいですね。
「ジャケ買い」と言って、CDやレコードのジャケットだけを見て、
その雰囲気が気に入ったら中身の音楽が分からないまま買ってみる、
なんていうことも新しい音楽との出会いだったりします。
・・そんな感じのやり方で色んな音楽を聴いてみると、
より楽しく聴けるんじゃないかなと思います。
ポイントとしては、
「楽しむこと」
「お気に入りを見つけること」
です。
決して無理して聴いたり、無理して好きになろうとしなくていいんです。
例えば、
売れているアーティストやヒットしている音楽を聴いても自分はあまり好きになれなかったとか、
歌がうまいとされているアーティストを聴いても自分はうまいと思えなかったとか、
そう感じてもいいんです。
それが間違いとかじゃないんです。
そういう自分の感性を決して否定しないで大事にしてくださいね。