
昨日、ちょっとした手続きをしようと思って区役所に行ったんですよ。
今、ちょうど春で転入転出の時期ということで、
手続きをする窓口が激混みらしいんですよね。
案内の方いわく、「50分ほどお待ちいただきます」と。
さすがにそこまでは想定外だったので、
ビックリして思わず「え゛っ!」って声が出ちゃいまして。
後から思えば、
その時の声がメチャクチャ深くて響きの良い声だったんですよ。
良い声って言ってもなかなか定義が難しいんですが、
なんだかんだで
「深く、ふくよかな響きのある声」
というのが一般的に良い声とされることが多いです。
で、誰でも自然と感情が乗った時に出た声って、
そんな声だったりします。
例えば、スーパーで小さいお子さんを連れてるお母さん。
子供がいたずらしたりして、
「ちょっともぉ~!なにやってんの!」
って言ってる時の声。
メチャクチャ深く響いてるし、声量ありますよね。
で、子供がちょっと泣きそうになって、
「うえぇ~」
って言い出した時の声、響きますよね。
他にも、
「マジで!?やったぁ!」
「あ!!ミッキーいるじゃん!」
「ふぁぁぁ~(あくび)、今日は疲れたぁ~」
とか、そういうのも良い声出てるんですよ。
ふと突発的な感情に伴って出た瞬間の声、
皆さんもぜひ意識してみてください。
それ、大体メッチャ良い声なんで。
なので、歌う時はもちろん、
人前で話す時とかにも、
そういう声を応用して使ってみるといいと思いますよ。
(そういう声の要素を少し足してみるというかね。)
ただ、感情のままに出し続けてる声は、
喉に負担をかける出し方の場合が多いです。
怒鳴り散らしてる声とか、
泣きじゃくってる声とか、
テンション上がったまま話し続けてる声とか。
そういうのは喉おかしくする発声なので注意してね。
そういう時って素直な感情というよりは、
もはや意地や作為みたいなところがあるのでね。
あくまでも素直な感情から出た声が、
いわゆる「お腹から出る声」ってことです。
それに関しては、以前ボイトレコラムの
という記事でも書いたことがあるので、
よろしければ読んでみてください!