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「生徒様は神様」じゃない


一般的にお仕事や商売をする上で、

「お客様は神様」

とする風潮があったりしますが、

僕は個人的にそれは好きではないんですね。



「お金をいただくから」という条件付きでの行動、

すなわち他人軸な感じが好きではないんです。




僕はどうあれ、何をするにせよ、


「自分がそうしたいからする」


という気持ちで動いていたいので、

「条件付き」や「他人軸」では動きたくないんです。


(できれば他の方が僕に接していただく時も、

そういう気持ちであっていただけると僕は嬉しいです。)




もし僕が、

「お客様(生徒様)は神様」だという感覚を持っていたとしたら、

より「売上重視」な感覚が強くなると思うんです。



そうすると、


お金をいただいているから良いレッスンをしなくては」

仕事として売上を上げるために(お金を払い続けてもらうために)生徒様を喜ばせなくては」


みたいな感じになるってことです。



極論、


「ほんとは嫌だけど、お金もらってるからしょうがなく頑張ってレッスンしてます」

「ほんとはどうでもいいんだけど、継続して通ってもらうためにいい顔してます」



ということも起こりうるってことです。


僕は仕事だろうがなんだろうが、そういう感覚で人と接していたくないんです。



純粋にその人が好きだから、純粋にそうしたいと思うから、

そういう理由で「良いレッスン」をしたいし、喜んでほしいと思ってます。




「仕事である以上、そんなことばっかり言ってられなくない?」



っていう意見もあると思います。


でも僕は、そんなことばっかり言いながら仕事したいんです。

それに、仕事であってもそうできると思ってます。


だから、そうしやすいように独立したスタイルでやってるんだと思います。

で、実際にそうできてますし。




基本的には、レッスンにはどういう方でもウェルカムな気持ちでいます。


僕のレッスンに興味を持っていただけたということで、

その時点でこちらとしても歓迎したい気持ちでいっぱいです。



ただ、僕も人間なので、

来る人全員を好きになるとか、

全員と気が合うとか、

そんなことは当然無理なわけです。


頑張って無理にでも合わせたり、

笑顔で振舞うことはできますが、

それはできるだけしたくないんです。




なので、実は、

体験レッスンの時点でお断りする場合もありますし、

退会していただくこともあるんです。




(これ、かなりぶっちゃけトークですが…!)



僕が心から


「この人にお会いしたい」

「この人にレッスンしたい」


と思えなかったら、

「純粋にそうしたいから」でレッスンができないからです。




ただ、間違えないでいただきたいのは、

僕がお断りしたからと言って、

その方がダメな人だとか、人としてどうかとか、

そういうことではないんです。


ただただ、僕の気質やスタンスと合わなかったという

ただそれだけなんです。



やはりレッスンは、人と人がすることなので、

相性(合う合わない)は大事だと思っています。


それは生徒さんご自身がスクールや先生を選ぶ上で判断するのも大事なことですが、

人と人である以上、僕の方からの判断も大事だということです。


合わない状態で接するのは、お互いのためにならないですからね。




僕が生徒さんにできる一番のことは、まずは


僕自身が常に上機嫌でいること、

楽しんでいること、

喜んでいること、



だと思っています。



自分がいい状態にあってこそレッスンの時間がいい時間にできるし、

自分を最大限に活かして生徒さんと精一杯向き合えるんです。



逆に言えば、

僕が不機嫌で、つまらなそうで、へこんでたら、

そんな状態で接するほど失礼なことはないと思うんです。



「それを表に出さないのがプロ」という意見もあるかもしれませんが、

僕に言わせれば、表に出そうが出さなかろうが、

そういう気持ちが少しでもあること自体がお相手に失礼だと思うんです。


どんなに出さないように振舞っても、

ある程度感じ取られてしまうものだとも思いますし、

そもそも僕という人間が全く活きていない状態ということになりますよね。



お仕事として考えたとしても、

そんなものに商品価値はありません。


どんなに立派な知識や経験があろうと、

実際に生徒さんと接している時に自分が活かせていなければ全く意味がありません。



だから僕は自分を偽りたくないし、

気持ちを偽った状態で人と接したくないんです。



そういう意味でも、自分が純粋に「そうしたいから」で動けるような

環境づくりをしてます。


(そういう意識にしてから、実はもう10年以上カゼをひいていません!そういう意味でも万全でしょ。)



常に僕がそういう自然体な状態でいると、

生徒さんに伝えることも嘘偽りがないっていうことになります。


僕は、自分の目から見て生徒さんの素晴らしいところや素敵なところを

できるだけたくさん本人に伝えたいと思っています。



でももし僕が普段から偽りが多い状態でいたら、

売上目的で作り笑顔でいたら、

嫌でも頑張って接していたら、


そんな人の言うことには信憑性がないので、

伝わるものもちゃんと伝わらないと思うんです。



ちゃんと伝えることも、レッスンではとても大事ですからね。



だからこそ僕自身が、

ちゃんと信頼できる人間であること、


すなわち、

ちゃんと自分自身が偽りなく自然体でいられること

誠意をもって生徒さんに接すると言うことになるのかなと僕は思っています。


2018/9/12

ワイドボイス
ボイストレーナー 吉田研吾


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