歌が上手くなる上で、もしかしたらこれが一番大事なんじゃないかな〜と思っていることがあります。

 

それは、

 

「自分が本心から楽しんで歌を歌うこと」

 

です。

 

 

え?そんなこと?

普通じゃない?

当然みんなやってない?

 

って感じてしまうかと思います。

 

 

でも、自分が純粋に本気で心から好きなことって、意外と分かりにくかったりするんですよ。

 

そして、本当に自分が好きなことを実直に出来ている人って、意外と少ないと思うんですよ。

 

 

「歌が上手くなりたい」という気持ちが、自分が【主体的】に心底望んでいることなら、それはかなう(上手くなる)と思うんです。

 

逆に「上手くなりたいとは思ってるけどなかなかならない」という場合、改めて自分の気持ちの方に目を向けてみる必要があると思います。

上手くなりたいという気持ちが本心じゃない、もしくは弱い可能性があるかもしれません。

 

 

じゃあ仮に本心じゃない、もしくは気持ちが弱いとしたら、この「上手くなりたい」っていう気持ちはなんなの?

って話なんですよ。

 

そこです。

 

「どうしてあなたは歌が上手くなりたいんですか?」

 

っていうところです。

 

 

よくよく考えてみてほしいんですね。

 

 

 

結構多いのが、

 

「歌が上手いと周りの人から良く見てもらえるから」

 

というところ。

 

 

例えば、

 

「高音が出ると(ビブラートが出来ると)すごいと思われるから」

 

とか、

 

「上手くなってモテたい」

 

とかね(笑)。

 

 

 

プロを目指してる人によくあるのは、

 

「プロデビューして、人気者の地位を確立したい。(チヤホヤされたい、見返したい。)」

 

とか、

 

「自分が歌うことで他人を幸せにしたい」

 

とかね。

 

 

要するに、いずれにせよ他人の前で「えっへん!」ってしたいんですよね。

 

本来の目的が「えっへん!」であり、「チヤホヤ」なんです。

【他人からの目線】が最重要項目になってしまってるんです。

 

 

それってもう「自分が歌が上手くなること」が目的じゃないですよね。

 

 

・他人から認められたい

・注目を浴びたい

・すごいな、いいなって思ってもらいたい

・自己を確立したい

・自分の存在価値を見出したい

 

っていう【自己顕示欲】や【承認欲求】を満たすことが本当の目的ってことですよね。

 

 

そうなると、「歌が上手くなること」は目的ではなくて、あくまでも一つの道具(ツール)であり手段ってことになるので、

優先順位としては二の次三の次になってしまうんです。

 

自分がやりたい気持ちよりも、他人からの目線が先行しちゃうんです。

 

 

それって主体性がなくてとても受動的。

だからなかなか上手くならない。

 

 

 

もちろん、そういった(他人からの目線を気にするような)部分があってもいいんですよ。

それが歌を始めるきっかけになったりもしますからね。

 

あくまできっかけだったけど、いざやってみたら楽しくてのめりこんじゃったとかね。

モテたくてバンド始めたらプロになっちゃったなんて人もいますしねw

 

でも、ずっとそういう他人目線のままだと、主体性がないので限界が来ちゃって伸びないんですよね。

 

 

 

あと、チヤホヤされるうんぬんは、最終的に付加価値としてそうなるくらいに考えてもいいのかなと思うんです。

 

例えば、好きでやってたら結果上手くなってチヤホヤされるようになったとか、結果他人を幸せにすることができたとか。

あくまでも「自分が楽しんで好き好んで歌ってたら」の後に来るっていう。

 

 

お仕事の場合、「プロは自分が楽しいだけではダメだ」、「リスナーのことも考えないと」っていうのもあると思うんです。

その通り、ごもっともなんです。僕もずっとそれが重要って思ってました。

 

でもね、それって「自分が楽しんで好き好んで歌ってたら」の後でもよくないですか?

 

そこも無しに自分のことほったらかしで、それでリスナーのことだ他人のためだって、そんなことできますかね?

自分のこともまともに満たせない人が、他人のことなんて満たせますかね?

だって、好きなことだから仕事にしたいんですよね?

 

 

だったら自分が「心底楽しい、大好き」が大前提ですよね。

 

それがどこか義務感だったり、やたら頑張ってる感だったりしたら、たぶん続かないんですよ。

まかり間違って仕事になったとしても、たぶん続かないんですよ。

 

 

 

だからね、

とにかく「自分が楽しい」って思えることが大事なんです。

 

 

極論、仮に誰も自分の歌を聴く人がいなくても、それでも自分が楽しめればいいやって思えるくらい。

 

他人がどう思うかは、いったん考えなくていいんですよ。

 

自分が気持ちよく歌えるようになればそれでいいや。

高音が出なくても、自分が歌いたいように歌えてればいいや。

自分が今まで出来なかったことをクリアしていく過程が純粋におもしろいから、それだけでいいや。

 

そのくらいの気持ちで歌に臨むと、きっと上達していくと思いますよ。

 

 

 

それから、自分の歌は、自分が大好きな音楽(アーティストやジャンル)の方向に寄って行きます。

例えばR&Bが大好きで、そういう歌い方が出来るようになりたいと心から思っていれば、そうなっていきます。

 

でもそこに「R&Bっぽく歌えるとかっこよく見られそうだから(=かっこいいと他人から思われたいから)」だと、他人目線ですよね。

あくまでも、自分が純粋にそれが「好き」、「気持ちいい」、「楽しい」と思えるかどうかです。

 

 

 

結論。

 

【主体的】に「好き」、「楽しい」で歌えると上達しやすいですが、

【他人の目線】に合わせようとすると、上達しにくいです。

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