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歌の表現


歌う時にどんなイメージをするかで、その歌の伝わり方が変わったりします。


イメージをすると感情や顔の表情が変わります。

感情や顔の表情が変わると、声の表情も変わります。


そうやって歌に表情が付いて行って、聴き手に伝わって行くわけですね。



例えばこの曲。

ビートルズの「抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)」です。




とても陽気な曲ですね。

歌詞の内容も、好きな女の子に対して「君の手を握りたい!」って言っている恋愛ソングです。



それが、アレンジや歌い方で全く違う曲になってしまいます。

ちなみに歌詞は全く一緒です。

こちらのカバーを聴いてみてください。




こちらは、海外ドラマの「GLEE」のワンシーンです。


ドラマの中での設定は、


歌っている男性は小さい頃にお母さんをなくしていて父一人子一人で育ってきたが、

今度は育ててくれたお父さんが病気で倒れてしまい生死をさまよっている状態の時に自分の気持ちを歌った


というシーンです。


歌詞の内容は全く一緒なのに、こちらは恋愛ソングではなくなっていますよね。

もちろんアレンジの力もありますが、歌い方や声の使い方次第で表現が全く変わります。



歌を練習している時は、発声、ピッチ、リズム、ブレスなど、色々と気を付けることがあります。

そこからさらに人に伝わる歌を歌う場合は、しっかりと歌詞の意味をかみしめてイメージすることが大切です。



僕がカナダでボーカルレッスンを受けていた時、僕が練習曲を歌った後に先生に


「Who do you think he's talking to?」

(歌の中で)彼は誰に対して言っていると思う?


と聞かれました。

その歌の歌詞は、誰に対してどんな気持ちで語り掛けている内容だと思うか、

それをきちんと理解して歌うことが重要だと。

誰か実際の人をイメージして、その人に対して話しかけるようなイメージで歌うと、より伝わりやすい表現になります。



このGLEEのバージョンの歌い方は、まさに対象人物をイメージしてますよね。

僕は個人的にこの表現の仕方はとても気に入ってます。



自分の歌に表情を付けたいと思う方はぜひ「イメージ」を試してみてください!


2015/6/12

ワイドボイス
ボイストレーナー 吉田研吾


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