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ピッチの良し悪し


最近はカラオケの採点機能もどんどん性能が良くなってきてますね。

テレビ番組などでもよく取り上げられてます。

僕自身もたまにカラオケに行って採点機能で楽しんでます。

(というより、あれを使って色んな意識をして練習してみてます。)


「ピッチが良ければいい歌だというわけではない」


という話はよく聞きます。

確かにそうなんですが、でもじゃあ悪くてもいいのかと言ったらそんなことはありません。

なんだかんだで、良いに越したことはありませんよね。


聴き手に「うまいなー」と思わせる要因は、大きい意味で「安定感」だと思ってます。

発声やピッチに安定感があると、とりあえずはうまく聞こえます。

もちろん、表現や味というところになってくるとそれ以外の要素もたくさん必要ですが、歌も「音楽」であることには変わりないので、音楽の基礎となるピッチはやはり軽視できないところです。


最近自分が歌ってみて、ピッチが取りにくい(すなわちいい練習になる)と思ったのがこの曲。


「夏をあきらめて」byサザンオールスターズ


世代が出てすみませんw

音の跳躍をしっかりとらえる練習になるし、何気に細かい節回しも多いです。

そして、8ビートの裏拍をタイトに感じる必要があります。


改めて桑田さんの歌を聴いてみると、きれいにこのメロディーを歌いきってます。

桑田さんはよく、別に歌唱力があるわけではないとか、技術が優れているわけではないとか、雰囲気や味で勝ってる部分が多いように言われているのを聞きます。

でも僕は、やっぱりこの方はすごいなと思いました。

確かに歌い回しや言葉の作り方などを崩していますが、ベースとなるピッチの取り方などの安定感は素晴らしいものがあります。

声の使い方もとても器用です。

ある意味結構テクニカルです。

ということは、それだけスキルもあるということです。


試しに練習でこの曲を歌ってみてください。

メロディーや節回しなどをしっかり取って歌うの、意外と難しいですよ!



ワイドボイス
ボイストレーナー 吉田研吾


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