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表現のポイント


歌での表現の仕方って色々あります。

よく、歌っているとどうしてもいっぺんとうな歌い方になってしまうとか、起伏や抑揚のない歌になってしまうっていうお話を聞きます。

「感情をこめて!」とか「心をこめて!」と思っても、やってるつもりなんだけどなかなか・・・なんてこともありますよね。


では、どういったことで歌に起伏や抑揚がついてくるのか、音(声)という点で(ちょっと理屈っぽく)考えてみましょう。


音には、その性質を決める「音の三要素」というものがあります。

・音質(音色)

・音量(音の大きさ)

・音高(音の高さ)



この三つです。


【音質】

声の場合、例えばハッキリした声、息混じりの声、優しい声、深い声、うすっぺらな声、かすれたような声などなど、色々な音色の声がありますよね。自分なりに「こんな声」というイメージをしながら、色んな声を出してみてください。

【音量】

これは単純に、音が大きいか小さいかです。だんだん大きく、だんだん小さく等、こちらも色々出来ると思います。

【音高】

音の高さなので、こちらは一見「メロディー以外は変えられないのでは?」と思えますが、例えばビブラート等も音高でつけたりすることができます。他にもしゃくり、フォールダウン(音を落とす)、ベンド(音を曲げる)、引っかける、泣き、メリスマ等、いわゆる歌で言う「テクニック」的なことは、メロディーに対して音の高さを色々な形に変化させることで出来るものが結構あります。


以上のように、そんな「音の三要素」を色々な使い方をしたり組み合わせたりすることで、声に変化をもたらすことが出来るので、歌に起伏や抑揚がついて来ます!

(厳密に言えば、これらは呼気・声帯・共鳴をコントロールすることで出来ます。)

ぜひ色々な声の出し方で試してみてください。


その他にも、言葉の言い方(子音・母音・アクセント等)や、リズムの取り方(ノリ、グルーヴ等)でもニュアンスはつけられます。

そして、たくさんの歌手の表現の仕方を、そういった要素に注意しながら聴いてみると、色んな発見があると思いますよ!


ワイドボイス
ボイストレーナー 吉田研吾


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