リップロールの効果とやり方

基礎的な発声練習として「リップロール」タングトリルというものがあります。

 

今回はその「リップロール」についてです。

リップロールとは、唇を合わせてプルプルとふるわせながら声を出す発声法です。

 

 

 

やり方のコツとしては、

 

・唇の上下をピッタリと、軽く合わせる。

・ほんの少しだけ口をとがらせるような形にする。

・そこに、「トン」と息をあてるような感じで息をはいて声を出す。

 

どうでしょう?

 

唇がプルプル〜っとふるえましたか?

子供が遊んでいるような感じです。

 

 

もしうまくできない場合は、

頬の口の両端のあたりを指で軽く上に持ち上げるとやりやすいですよ。

 

 

 

この発声をやりながら、

 

声をまっすぐ一定に出したり、

音を上下させたり、

色々な音階でやってみたり、

地声や裏声を出してみてください。

 

 

これが結構いいウォーミングアップになるんです!

それだけじゃなく、声を安定させる練習にもなります。

 

 

 

このリップロールの効果は、

 

・口の周りのリラックス効果がある。

・空気によってバイブレーションのような振動をおこすので、声帯周りの筋肉などがリラックスできる。

・息を一定にはくコントロールの練習になる。
(息にムラがあると、唇の振動がブレたり止まったりするので気付きやすい。)

・声を出しても大きな声にはなりにくいので、ノドの負担が少ない状態で声を出せる。

・アゴや口の周りが力むと唇の振動が止まるので、力みを自覚しやすい。

・音を上下させながらやることで、低音や高音になった時や地声から裏声に切り替わる時などにも、息の量・音量・力を一定に保つ練習になる。
(また、それをすることで声帯自体のストレッチ効果もある。)

 

以上のように、色々な効果があります。

 

 

ただやるだけではなく、せっかくなので上記のようなことをしっかり意識しながらやってくださいね。

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