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練習の仕方


ボイトレの練習の仕方に関して質問が多かったので、僕なりの考えをお答えしますね。

個人的に思うのは、闇雲に何かしててもあまり意味がないと思っています。


1.自分自身が歌や声を具体的にどうしていきたいのか

2.自分にとっての課題は何なのか

3.そのためには何をすればいいのか

4.それをするとどういう効果が見込めるのか

5.正しいやり方(どの状態が正しいか)が自分で分かっているか



この辺がポイントになってきます。


まず、
【1.自分自身が歌や声を具体的にどうしていきたいのか】
ですが、自分自身に「もっとこうしたい」、「こう歌いたい」という『目標』がなければ、そもそもトレーニングする意味すらないですよね。
現状で何かしらの向上心があるからこそトレーニングをしたいんだと思いますので、それが具体的にどういうもの なのかをまずしっかりと整理しましょう。

そうすると
【2.自分にとっての課題は何なのか】
が見えてくるはずです。
シンプルに「高音での力みを取りたい」、「声量をもっとアップさせたい」、「安定感を持たせたい」などといったものでいいので、自分の歌を向上させるために必要な要素(=課題)をリストアップしましょう。

そして
【3.そのためには何をすればいいのか】
を学びます。
単純に「高音がつらい」と言っても、何が原因かによって必要なトレーニングは変わってきます。
自分の場合の原因は何で、そのために必要なトレーニングが何なのかを知りましょう。
これは一人で見つけるのはなかなか難しいと思うので、本を読んだりインターネットで調べたり、ボイトレを受けてる方ならトレーナーに相談したり、それを克服していくようなレッスンをお願いしましょう。

どういったトレーニングをすればいいかが分かったら、
【4.それをするとどういう効果が見込めるのか】
というのも出来れば知っておいてください。
「タングトリルはなんとなく高音発声に良いらしいからとりあえずやる」とかではなく、「自分は高音発声する際に舌に力が入りやすいので、タングトリルで舌の力みを取るための練習をする」などと言った感じです。

そして、そのトレーニングをやっていて、
【5.正しいやり方(どの状態が正しいか)が自分で分かっているか】
がとても重要です。
間違ったままやっていても当然ながら良くはなりませんし、場合によっては悪い方向に行ってしまう場合もあります。
例えば声の響きのトレーニングをする場合、どういう状態が「響いている」状態なのかが自分で分かっている必要があります。
何が正解かが分からなければそこへはたどりつけませんし、変なクセがついてしまっては大変です。
自分で正解の状態を理解し、その状態に近付けるように、その状態にする確率を高められるようにしていくのがトレーニングです。

せっかく練習するなら効率的に、かつ効果的にやりたいですね!


2010/9/1

ワイドボイス
ボイストレーナー 吉田研吾


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